パソコンでeスポーツを始める5つの方法!メリット・デメリットを解説

2022年1月20日

最近、eスポーツが流行っている、プロになって多額の賞金を得たという話を聞いて、eスポーツへの挑戦を考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際にゲーミングPCを購入するには金額が高く、なかなか手を出しづらいかもしれません。

ですが、eスポーツを始めるのに必ずゲーミングPCを購入しなければならないというわけではありません。
今回は、サブスクやクラウドゲーミングといった少額で始められるおすすめのeスポーツの始め方もご紹介します。

■目次
1.パソコンでeスポーツを始めるための金額はいくら?
2.ゲーミングPCとは
  2.1 新品購入のメリット
  2.2 新品購入のデメリット
3.中古ゲーミングPCとは
  3.1 中古購入のメリット
  3.2 中古購入のデメリット
4.ゲーミングPCサブスクとは
  4.1 サブスクとは?
  4.2 サブスク利用のメリット
  4.3 サブスク利用のデメリット
5.ゲーミングPCレンタルとは
  5.1 レンタル利用のメリット
  5.2 レンタル利用のデメリット
6.クラウドゲーミングとは
  6.1 クラウドゲーミングとは?
  6.2 クラウドゲーミングのメリット
  6.3 クラウドゲーミングのデメリット
7.少額で始めるならどれがいい?
8.まとめ




パソコンでeスポーツを始めるための金額はいくら?

結論から言うと、パソコンでeスポーツは無料から始めることが可能です。
後ほど解説する「クラウドゲーミング」という手段のフリープランを利用した場合の話になります。また、サブスクも1万円未満から始めることができます。ゲーミングPCやゲーミングノートPCを「新品」や「中古」で購入する場合は十万円~数十万円の費用が必要になります。

その他にパソコンでeスポーツをプレイする上で必要なものはモニター、キーボード、マウス・マウスパッド、ヘッドセット・イヤホンなどが必要です。そして快適にプレイするためにはインターネットの高速回線が必須です。


パソコンでeスポーツを始める方法

パソコンでeスポーツを始めるには以下が挙げられます。

・新品ゲーミングPC購入
・中古ゲーミングPC購入
・サブスクを利用してゲーミングPCを使う
・ゲーミングPCをレンタルする
・クラウドゲーミングを使う

では、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを詳しくみていきましょう。


ゲーミングPCとは

ゲーミングPCとはゲームをプレイすることを前提に開発・設計・製造されたパソコンのことです。一般的なパソコンでゲームをすると反応が遅かったり、動きが不安定になるなど、ゲームを楽しむには適していない可能性があります。
パソコンでゲームを楽しむためにはゲームに適したパソコンが必要です。
プレイしたいeスポーツタイトルがある場合には、ゲームの推奨環境や動作検証がされている推奨モデルを目安にしましょう。ゲーミングPCの入手にはパソコン専門店やゲーミングPCメーカーサイトからの購入がおすすめです。

新品のゲーミングPCを購入するメリット

このように、新品購入は「プレイしたいeスポーツタイトルのスペックに合せて選べる方法」です。高スペックのゲーミングPCを購入した場合は、新作ゲームも快適にプレイすることができる期間が高くなる傾向です。
また「所有する」というメリットがありますが、それ以外にも以下のようなメリットがあります。

据え置き型(デスクトップ)のパソコンなら自宅で快適なeスポーツ環境を構築できる
自分の好みのデスクや椅子などと組み合わせてプレイに専念できる環境を構築することができます。
また、パーツの組み換えができるタイプであれば、パーツを取り替えたりメンテナンスをすることでパソコンの寿命を伸ばすことも可能です。

ゲーミングノートPCなら好きな場所でeスポーツをプレイできる
ゲーミングノートPCがあれば外出先や旅先でも気軽にeスポーツを楽しむことができます。
最近のゲーミングノートPCはデスクトップ並に高性能なものも増え、シンプルなデザインも特長です。
また、自宅の中で場所を取らずに利用することができるのも大きなメリットです。

メーカー保証やアフターサービスが利用できる
保証やサービス付きの製品を購入すると、初期不良や自然に故障した場合などのトラブルが発生した場合にも新品交換や修理のサポートを受けることができます。

新品のゲーミングPCを購入するデメリット

費用が高い
高いスペックを必要とするeスポーツをプレイするためには15万円から30万円程度のパソコンを購入する必要があります。
合せて、モニターやキーボード、マウスなども良いものを選ぶと更に費用がかかります。

パソコンのスペック選びに失敗すると後悔する
費用を抑えて安いパソコンを購入すると、反応が遅かったり、動きが不安定になるなど、快適にプレイできないケースもあります。直ぐに買い直しが必要になってしまうと費用がかさむため、ある程度先を見据えた計画的な購入が求められます。

据え置き型(デスクトップ)のパソコンは場所を取る
パソコンやモニターを置くためのデスクが必要になり、部屋の一角を占めるスペースが必要です。
また、高速回線を安定的に接続するためにLANケーブルを繋ぐ場合は、パソコンを設置する場所とWiFiルータの位置関係なども考慮する必要があります。

ゲーミングノートPCは特に熱暴走に注意
ゲーミングPCは高度なグラフィック処理や大量のデータ処理を行うため、高性能のパーツで構成されています。ゲームを動かすために高い熱と音が発生します。
排熱が上手くいかないと冷却が間に合わず熱暴走を起こす事もあります。熱暴走を起こすとPCのパフォーマンスが下がり、最悪の場合にはゲーミングノートPCの寿命が縮まったり故障の原因となってしまうケースもあります。
ゲーミングノートPCを長く使うためには、しっかりと発熱対策したり、冷却効率を保つためのこまめな手入れが必要です。

新品のゲーミングPCを購入する場合は
PCに詳しくない、何から始めれば良いのか、何が必要なのかあまりわからないという方は一度パソコン専門店のスタッフに相談してはいかがでしょうか。

関連情報:新品のゲーミングPCを購入できるパソコン専門店

パソコン専門店ドスパラ
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_shop_tokyo

TSUKUMO
https://tenpo.tsukumo.co.jp/


中古ゲーミングPCとは

ここからは中古でゲーミングPCを購入することについて説明します。中古のゲーミングPCは中古を扱っているPCショップや通販サイトで購入したり今ではメルカリやヤフオクなど個人間での売買もより身近になっています。ただし、中古の状態は様々で、これまであまりパソコンを購入した経験が無い方や、各パーツの知識がない方は中古のゲーミングPCを購入することはおすすめしません。理由としては中古ゲーミングPCの市場価値を客観的に評価することが難しいからです。

最近では、初期不良などによりメーカーが回収したあと、修理を行って製品として新しく生まれ変わった「リファービッシュ品」や訳あり(展示品、外箱の損傷など)で安くなった「アウトレット品」と呼ばれるものもPCショップで扱っています。
あまりパソコンに詳しくない方は中古のゲーミングPCより、まずは「リファービッシュ品」や「アウトレット品」を検討される方が良いでしょう。

中古のゲーミングPCを購入するメリット

このように、ゲーミングPCを中古で購入する方法は多岐に渡ります。ゲーミングPC中古購入のメリットは「色々な条件から選べる」という点以外にも以下が挙げられます。

価格の安さ
中古購入の大きなメリットは何と言っても価格の安さです。新製品と比べて2~3割引きで販売されていることが多く、セールなどで半額以上も値下げされているケースもあります。

ゲーミングPC新品購入よりも手軽
ゲーミングPCを中古で購入する場合は、中古パソコンの情報が各社のサイトで公開されているので、その情報を見極めた上で購入することができます。
つまり「そのパソコンを購入する」のではなく「そのパソコンの状態」を購入するというイメージです。そのためある程度の目利きが必要になります。
ただ、新品を購入するとなると在庫が無いと取り寄せが必要だったり、納品まで数週間かかるケースもあり、中古購入の場合は現品があるため、取得するための手間は非常に小さいといえます。

中古のゲーミングPCを購入するデメリット

中古購入の場合、中古販売されているパソコンの中から購入することが可能です。自分でパソコンを探すことができないため、気に入ったパソコンを購入するのは難しくなります。
また、気に入ったパソコンを見つけても検討している最中に売り切れて購入できないこともあります。また、購入した中古パソコンを売ろうとした場合、査定額は想定より下がる可能性もあります。

メーカー保証やアフターサービスが利用できないことも
購入したお店や商品によって異なりますが、新規購入でユーザ登録をしないとメーカー側が対応してくれないケースもあります。また、中には動作確認をしていないジャンク品を販売していることもあり、信頼性にも疑義が生じる場合もあります。そうした事態は稀ではありますが、危険性としては理解しておくべきでしょう。

中古ゲーミングPC購入のまとめ
中古パソコンに加えて、リファービッシュ品やアウトレット品も扱っているパソコン専門店に足を運んで実際に中古同士を見比べてみるのも良いでしょう。

関連情報:中古ゲーミングPCを販売している会社

中古パソコン(PC)通販のドスパラ
https://used.dospara.co.jp/
BTOパソコン オンラインストア FRONTIER
https://www.frontier-direct.jp/


サブスクとは

次にゲーミングPCのサブスクについて説明します。サブスク(サブスクリプション)とは、サービスや製品を一定期間利用することに対して、料金を支払う方式のことです。おおまかには、定額制や月額課金制のサービスと同じサービスになります。

ゲーミングPCサブクスの仕組み
サブスクを提供している会社によってサービス内容や支払い条件などの仕組みは異なります。ゲーミングPC本体のみから利用できるものや、ゲーミングPC本体に加えキーボードやマウス、ヘッドセットなどのアクセサリーセット、最新ゲームが遊び放題の利用権などが利用料金に含まれるもの登場しています。

サブスクを利用してゲーミングPCを使うメリット

ゲーミングPCのサブスクを利用するメリットは以下の通りです。

気軽にeスポーツを始めることができる
サブスクの最大のメリットは、気軽に始めることができる点です。面倒な手続きは不要で、ネットで完結できるサービスもあることが特長です。
「eスポーツを始めたいけど、ゲーミングPCは高価で手が出ない」
「一度ゲーミングPCを試して満足できるパソコンかどうか確認をしたい」
「どんなモニターが良いか、どんなマウスが良いか選ぶ手間や揃える手間が面倒だ」
こんな希望を叶えることができるのもサブスクの魅力の一つです。

「ゲーミングPC」を自分で管理する必要がない
サブスクは、自身でパソコンを購入する場合と異なり、ゲーミングPCやサービスの提供を一定期間利用できる権利を購入するものです。そのため、パーツや機材が古くなっても自身で買い替える必要が無く、契約満了時に新規プランを契約し直すことで新しいゲーミングPCを利用することも可能です。

サブスクを利用してゲーミングPCを使うデメリット

ゲーミングPCは返却前提だから使用には制限がある
ゲーミングPCのサブスクリプションは予め利用期間を設定し、期間内はパソコンを自由に使用できます。ですが、基本的に契約満了時には契約している会社に返却となります。(※)

※買取やパソコンがもらえるプランもあります。

返却を前提とした契約のため、パソコンの所有権は契約している会社にあります。つまり、完全に自分のパソコンとして使えるわけではありません。パソコンは契約した会社のもののため、利用するにあたっていくつか制限があります。

・外装の加工や加飾は禁止
・キズやへこみ、汚れ・カビ、塗装の剥げやスレに気を使いながら利用する
・断線や附属品の紛失には注意する

など商品の返却の際求められる基準や注意事項は予め確認しておきましょう。

契約期間が決まっていて途中解約できない
注意しなければならないのは1か月単位ではサービスが利用できない点です。多くは1年~3年と利用期間の縛りがあるためある程度長く利用することを前提に利用していれば問題ありませんが、途中解約できないサービスもあるため予め契約内容は慎重に確認が必要です。

残価精算のリスクがある
ゲーミングPCのサブスクリプションには、基本的に残価額の設定があります。残価額とは契約終了時におけるパソコンの価値を予想した金額のことです。残価額の設定があることで月額の利用料金が安くなっています。残価額はあくまでも予想の金額のためPC本体やモニターの損傷、欠品等がある場合など差額を精算する必要が発生するケースもあります。

ゲーミングPCサブスク利用のまとめ

希望する条件や利用環境が整えば新品を使うことができるサブスクは魅力的です。各社提供しているサービスの内容が異なるため、サブスクの中でも比較検討することが必要です。

関連情報:ゲーミングPCのサブスクを提供しているサービス

スグゲー
https://legion-sugu-game.com/
BREAJON
https://breajon.com/subscription/


ゲーミングPCレンタルとは

次にゲーミングPCのレンタルについて説明します。ゲーミングPCのレンタルは現状では法人向けに提供されているサービスが多く、利用用途も企業や団体などが研修やイベントに利用するケースが一般的です。

レンタルのメリット

ゲーミングPCのレンタルは法人向けが中心
イベントなどで短期間で同時に多くの端末が必要な場合にレンタルは非常に便利なサービスです。

レンタルのデメリット

ゲーミングPCのレンタルは個人には向かない
個人でゲーミングPCをレンタルするには高価で、レンタル期間によっては購入した方が安くなる場合もあります。




クラウドゲーミングとは

クラウドゲーミングとは、コンピューターゲームをストリーミング配信でプレイできるゲームです。ストリーミング配信とは、インターネット経由でデジタルコンテンツをダウンロードしながら再生する技術のこと。
動画配信サービス「Netflix」や「Amazon Prime」、音楽配信サービス「Spotify」のようにコンテンツをダウンロードしながら再生する技術のことです。
ゲームの処理・実行は全てサーバー側で行い手元の端末でゲームデータをストリーミングしながらプレイできるので、ゲーム機や高性能なパソコンは必要ありません。
例えばGeForce NOWでは『FORTNITE』や『APEX LEGENDS』など従来ではハイスペックなゲーム機やパソコンが必要だったゲームもプレイすることが可能です。

クラウドゲーミングのメリット

パソコンのスペックが低くてもeスポーツタイトルをプレイできる
高性能なゲーミングPCが無くても、ストリーミング再生ができるパソコンがあれば誰でも手軽にゲームを始めることができます。また、サービスによってはスマホやタブレットからプレイすることも可能です。

eスポーツを始めるための準備時間が不要
通常ゲーミングPCでゲームを始めるためにはプレイしたいソフトをパソコンにインストールしたり、最新プログラムがあれば都度アップデートが必要です。それらの対応は以外と時間がかかるものです。
クラウドゲーミングは、手元のパソコンにソフトをインストールしないため、ゲームのダウンロードやインストール、最新プログラムへのアップデートといった準備時間が不要です。

保有しているゲームはそのまま利用可能。保有しているゲームのセーブデータも引き継げる
いままで遊んだことのあるパソコンのゲームをそのままクラウドゲーミングで遊ぶことが可能です。また、ゲームをセーブしたところからプレイすることも可能です。

クラウドゲーミングのデメリット

ネットワーク環境は自分で用意する必要があり、回線状況によって遅延が発生する
スマホやパソコンでYoutubeやZoomなどのビデオ会議を利用している時に、カクついたり、再生が止まったりした経験があると思います。クラウドゲーミングはゲームデータをストリーミングしながらプレイするため、通信環境によってはゲーム中に遅延が発生することがあります。遅延を発生させないためには利用するWIFIなどの環境を高速回線の準備が必要です。

クラウドゲーミングを利用する上でネットワーク環境が適しているか、予めインターネット速度テストなどでご利用のインターネット環境の速度を調べておくと良いでしょう。

また、高性能なゲーミングPCと高速回線の組み合わせと比較するとクラウドゲーミングはストリーミングの速度が遅いため、FPSなどのシューティングゲームや格闘系のゲームのようなコンマ1秒を争うようなゲームの場合は、上級者やプロを目指すにはスペックが少し足りません。

参考サイトGoogleインターネット速度テスト


クラウドゲーミングに対応しているゲームタイトルしかプレイできない
クラウドゲーミングは、各社のサービスが対応しているゲームタイトルしかプレイすることはできません。GeForce NOWではPCゲームを購入・プレイできる「Steam」「Epic」「Ubisoft Connect」「Origin」「GOG」などのデジタルストアを中心に現在1,000タイトル以上のゲームが対応しています。
クラウドゲーミングのサービスに加入する前に、自分がプレイしたいeスポーツタイトルが含まれているのか予め確認した方がよいでしょう。

事前にゲームソフトをプラットフォームから購入しておく必要がある
GeForce NOWは単体でゲームをプレイできるサービスではなく、他のPCゲームのプラットフォームと連携したサービスです。そのため、各プラットフォームにて事前にプレイしたいゲームを有料・基本プレイ無料タイトル含め購入しておく必要があります。

関連情報:PCゲーム販売サイト一覧

STEAM 日本語サイト(PCゲーム・PCソフトウェアの販売サイト)
https://store.steampowered.com/
Apex Legends、Counter-Strike: Global Offensive、ROCKET LEAGUEなどのタイトルを購入可能。

EPIC 日本語サイト(PCゲーム・PCソフトウェアの販売サイト)
https://www.epicgames.com/site/ja/home
FORTNITE、ROCKET LEAGUEなどのタイトルを購入可能。

UBISOFT CONNECT 日本語サイト(PCゲーム・PCソフトウェアの販売サイト)
https://ubisoftconnect.com/ja-JP/
RAINBOWSIX SIEGEなどのタイトルを購入可能。

Origin 日本語サイト(PCゲーム・PCソフトウェアの販売サイト)
https://www.origin.com/jpn/ja-jp/store
Apex Legends、FIFAなどのタイトルを購入可能。

リーグオブレジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/


関連情報:クラウドゲーミングサービス

GeForce NOW Powered by SoftBank

関連記事:【初心者用はじめてガイド】GeForce NOW(フリープラン:無料)の登録の仕方

関連記事:【2022】最新のeスポーツを体験できるパソコン向けゲームストア5選






少額でeスポーツを始めるならどれがいい?

では、少額でパソコンでeスポーツを始める場合、どれを始めるのが良いのでしょうか。この問いへの答えは、eスポーツに対する目標と取り組み方によって変化します。それぞれの利点を再度整理してみましょう。

ゲーミングPCを購入:ゲーミングPCを所有する
ゲーミングPCを購入した場合、自分の意志や判断で利用できるため、自由度が比較的高いと言えます。費用は高くなりますが、安定したプレイ環境を手に入れることを目指すのであればこの方法が最も優れていると思います。

ただし、少額でeスポーツを始めることを前提とすれば、購入できるパソコンの種類や数は限られます。一般的に中古のパソコンはメンテナンスやパーツの交換が必要となる場合があります。少額で始めたいのであればパソコンに詳しい知人に協力してもらうことがおススメです。また、価格が相場より安くお得なパソコンは人気を集めやすく、自力で見つけられる可能性は高くないと理解しておきましょう。

ゲーミングPCサブスク:最新のパソコンを定額で使い続ける
ゲーミングPCのサブスクは利用権を購入してパソコンを利用するという強みがあります。なるべくリスクをおさえたゲーミングPC利用を考えるなら、おすすめの選択肢です。周辺機器などの購入をあれこれ悩まずに始められるので、一式をレンタルしている感覚で利用することになります。

クラウドゲーミング:最少額でパソコンのeスポーツに触れる
クラウドゲーミングには無料のフリープランがあり、気に入ったら月額を払って利用することも可能です。手元にパソコンがあれば、他の選択肢の中で一番少ない費用から始めることができます。また、クラウドゲーミングでプレイをして、より高いスペックのパソコンで試したいと思った時に、全国にあるeスポーツカフェなどで実際にゲーミングPCに触れて、操作することで違いや感覚をつかみ購入のステップに進むことも可能です。

関連情報:全国のeスポーツカフェ
https://dottours.jp/facility/


まとめ

パソコンでeスポーツを始める例として、ゲーミングPC新品購入、ゲーミングPC中古購入、ゲーミングPCサブスク、ゲーミングPCレンタル、クラウドゲーミングについて詳しく説明しました。どれも違った方法であり、それぞれにメリット・デメリットがあります。特徴をまとめると以下になります。

方法メリットデメリット
新品を購入する・快適にプレイできる
・保証やアフターサービスがある
・費用が高い
・スペック選びに失敗すると後悔する
中古を購入する・価格の安さ
・新品よりも手軽
・知識や経験が必要
・保証が無いケースも
サブスクを利用する・気軽にはじめられる
・管理が不要
・返却前提のため利用制限がある
・途中解約できない
レンタルを利用する・法人は使い勝手が良い・個人では価格が高い
クラウドゲーミングを利用する・無料で利用開始できる
・スペックが低くてもゲームができる
・回線状況によって遅延が発生する
・事前にゲーム購入が必要


ゲーミングPCの購入はハードルが高い、と感じられている方はクラウドゲーミングをeスポーツに踏み出す前の手始めとして利用するのも一つの手だと言えます。eスポーツを積極的に進めたい、また長期的なトレーニングも検討しているが、どんなタイトルに取り組めばよいかまだ手探りの状態という方は、毎年性能が向上しているゲーミングPCをいきなり購入するよりは、費用を抑えて始めることができるクラウドゲーミングから始めるのが最適です。